人間が母親のお腹の中に宿ったとき、受精後2か月までは胚子(それ以後は胎児)と呼ばれます。受精後5週目ころの胚子はまだ人間らしい形ではありませんが、7週目くらいになると人のような形になります。
この時期になると人間の体の重要な器官や骨格などの原型ができあがります。中でも心臓は他の臓器にさきだってかなり早い時期に形成されます。
受精後18~19日目には、早くも心臓が形を現しはじめます。胚子が栄養物を取り入れ、老廃物を排出するために循環系(心臓、血管)が早くできあがる必要があるのです。
受精から18~19日目に胚子の体の左右にヒダのような細胞の集まりが現れます。これが心臓のもととなるものです。これがやがて中央に移動をし、融合して1本の筒状になって鼓動が開始されます。
